紀伊の音

ADHDクリエイター紀伊原ひろの器用貧乏なブログ

4年前に死にきれずに始めた創作活動の振り返り32 - 例年通り女に飢えていた2022年秋

 

 

パート31

 

秋になると女を抱きしめたくて仕方がなくなるオレは秋の曲をリリースしたのち、2021年で卒業したつもりだった出会い系に性懲りも無く再登録してしまった。

 

2021年はいわゆる「割り切り」で一人の女性と会ったが、12月には業者に引っかかってしまって出会い系にはもう凝りてしまい、怖くなったので割り切りで会うくらいならちゃんと店に行ったほうがいいと考えていたし、そもそも金がなかった(サイトに課金する金すら無かった)のでそういう目的はやめて、普通の素人っぽい女性を探していた。

 

金が無かったし、ネットだからって強気になってメールを送ったところでいざ会うとなるとビビってしまうパターンを繰り返してきたので、今までのように興奮まかせに不特定多数の相手や実際に会う気もない相手にメールを送るのは控えるようにはしていたが、それでもついついポイントを浪費してしまった。

 

自分の中で看護師ブームが起きていた2021年(→パート21)は看護師の女性を探したりしていたがその情熱も冷め、今回はオレと同じ喫煙者やお酒好きなど、共通点があって実際に会う気になれそうな女性を探すようにしていた。特に酒は緊張をほぐせるから飲みに行ける相手をメインに探していた。

 

父親が怖くて母子家庭に憧れていて、そのせいなのかただの偶然なのか、母子家庭育ちの女性2人と少し付き合った経緯のあるオレはシングルマザーと仲良くなりたいという願望を常に持っていて、今回もシングルマザーを検索してメールを送っていた。

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だが実際のところ出会い系なんかやってる場合ではなく、飲みに行ったりする金も無いから金を稼がなくてはと焦っていたし、人間関係にもうんざりして人と関わること自体オレには向かないということをいい加減悟っていたので本気で会うつもりもあんまりなかった。

 

ひとり黙々と創作活動をしてきたが成果を出せなかったオレは心の底では音楽やデザインを褒めてくれたり励ましてくれたり価値観に共感してくれる優しい女性を求めていて、創作に関心も持ってくれず価値観も合わないような、内心どうでもいい女と飲みに行ったりしても虚しいだけで、今の自分はそういう浅い関係はもう受け付けなくなっていた。

 

シングルマザーにしても、内心では「人間なんて生まれてこない方がいい」「こんな世の中で子供を産むのは頭おかしい」と考えているのにシングルマザーに話を合わせるのも馬鹿らしくなってしまった。

 

それでも寂しさを紛らわせたくてその場限りの関係を求めたり風俗へ行ったりしてしまう。浅い関係なら壊れても傷つかない、という逃げの心理もあった。本当は深い関係を求めていても、求めすぎるあまり傷付けてしまうことを恐れていた。実際に大事な人を傷付けてしまったオレはもう人間関係なんて浅くでいいやと頭では考えるようにはなったが、本当は常に深い関係や理解者に飢えている。

 

音楽やデザインなど同業の女性とSNSで繋がればいい、彼女も出来るかもしれないと考えたが、SNSは出会い系やマッチングアプリと違って出会いを求めてなかったり既にパートナーがいたりすることも多いし地域で検索したりも出来ない。長期的な人生計画を立てられず、いつも行き当たりばったりでその場限りの快楽に身を委ねてしまうADHDのオレは刹那的な関係を求めたり、中身ではなく単に性的な魅力のある女を求めて出会い系に手を出してしまう。

 

普通の人間は仕事や趣味関係で知り会った相手と結婚することが多いが、オレはそんな普通のことがなぜか出来ない。音楽を愛しているが、同じ音楽関係の女性と付き合ったり結婚したいと思ったことは今までの人生でほとんどなく、自分でもそれが不思議でならない。

 

それには上で書いたような、深い関係や本当に望む相手から逃げ出したくなる心理が働いているのかもしれない。オレは失敗や傷付きを恐れて本当にやりたい事・なりたい自分・歩みたい人生から逃げたり、本当の気持ちを隠して茶化したりふざけたりしてきた。本当にやりたい事をやって失敗したり、本当に言いたい意見を言って否定されたら傷つくから。

 

自分とは正反対の女性を求めているっていう心理もあるのだろう。

 

そもそもADHDで器用貧乏すぎるオレには一人の相手を選んで結婚するということ自体がまず不可能だった。恋愛だけでなく、一つの仕事や一つの生き方を選ぶことも出来なかった。

 

一つの「人格」さえも獲得出来なかった人格破綻者のオレはそれを隠して適当に普通の人間のフリをしたり、相手に合わせてカメレオンのようにキャラを変えて人と関わっているから、人と深く関わったり長期的な関係を築くことが出来ない。

 

そんなわけで本当は深い関係を望みつつも、出会い系でその場限りのどうでもいい相手を探してしまうし、性格も価値観も性癖もコロコロ変わる人格破綻者のオレは出会い系を使う目的にも一貫性がなく、ピュアな恋愛を求めていた数時間後には変態なことをしたくなっていたりする。

 

そうやって一貫性なくいろんな女性にメールを送っていて、何人かとやり取りして音大生の女の子と30代くらいの女性とLINEを交換したが正直もう人間関係めんどくさかったし、経済的にも精神的にも余裕がなくて焦って苛立っていたオレはすぐにどうでもよくなってしまった。

 

音大生の子はパパ活目的だったらしく、ただでさえ男性だけ有料のシステムで女は甘やかされてるのにたかだか一緒に食事するくらいで金を取ろうとする世の中舐めきったP活糞女をぶん殴りたいと思っていたオレは適当に冷やかし半分でLINEしていた。オレとしても音大生との音楽つながりのピュアな関係は望んでいなくて、単におぱっいを揉みしだいたり犯したかっただけだった。ガキの相手をしてる場合ではなく、若くて可愛い子と遊びたければ風俗やキャバクラにでも行けばいいと思っていたので気を使ったり話を合わせるのも馬鹿らしくなってLINEもしなくなった。

 

寂し過ぎて人と関わりたい一方で、もう誰とも関わりたくないというジレンマを長年抱え、集団で群れている人間たちに嫉妬しながらひとり黙々と創作活動に打ち込んできたが虚しすぎて活動の方もやる気が無くなってきてしまい、人と関わりたい気持ちが強まっていた。だが浅い関係はもうどうでもよく、やっぱり作品を気に入ってくれる人や同じ疾患を持つ人、価値観に共感出来る人とつながりたいという気持ちが今は強い。

 

その一方でどうせオレなんて人格破綻者で誰にも理解されないし、人格破綻が恥ずかしいから誰とも関わりたくない、はやく死にたいし地球爆発してほしいという気持ちも強く、関わりたい気持ちと全てをあきらめて死にたい気持ちが混在していて、この記事を書いている今も続いている。

 

人、特に女と関わりたい気持ちと、死にたい気持ちを足して割ると、「女と一緒に死にたい」となる。女に悩まされ続けた人生だったからそれもありなのだろう。

 

つづく

4年前に死にきれずに始めた創作活動の振り返り30 - 生活保護と自己破産の2022年秋

 

パート29

7月に引き続き、8月末に支払うカード代も支払えずまた親に借りることになったが「これ以上はちょっと厳しい」と言われ、4年間ずっと家賃を仕送りしてもらっていたがそれももう続けられないから自分で稼ぐか実家に戻るかしてほしいと言われたので生活保護を申請することになった。

 

役所で相談し、申請書を提出した。すでに障害年金を受給していたこともあり割とすぐに申請が下り、9月から生活保護を受給することになった。月6万くらいの障害年金を貰っていたので、国が算出した「最低生活費」(状況によって変わるが大体1215万くらい)から年金の6万を差し引いて、6万ちょっと貰えるようになり、これを家賃と光熱費に充てることにした。

 

分割とリボで支払いを先延ばしにしていた未払いのカード代が分割手数料やリボの利息を含めて合計100万くらいあり、月に最低69万くらい返済する必要があったが、少しずつ返済してもどんどん利息が嵩んでいつまでも返済できないというリボ地獄に陥っていた。

 

役所から「法テラス」(弁護費用などを立て替えてくれる公的機関)を紹介され、法テラスを通じて自己破産手続きをするよう勧められたが強制ではなかった。

 

だが自己破産すれば当然カードは使えなくなる。今後も家電の故障などで万単位の出費が急に必要になることもあるだろうが収入が無い限り一括では払えないから分割を利用したかったし、音楽配信代行サービスやYouTube広告、格安SIMなど何かとカードが必須なサービスを利用してたり、公共料金もカードで支払っていたため、金持ちの12ヶ月分の給料程度の借金で自己破産申請するのには抵抗があった。手続き自体もかなり面倒で大変らしいのでなおさら抵抗があった。

 

とはいえ早急に金を稼がなくてはならず、仕事をするか破産申請するか激しく迷っていた。現実感に乏しかったり頭を切り変えられないオレもさすがに現実的にならざるを得なかった。

 

妄想や空想に浸ったり子供みたいになったりすることでおぞましい現実や大人の社会から目を背け、不安と恐怖を抑えてどうにか生き延びてきたオレも、40代に突入してしまったことや生活保護を受けることになったことによって現実と直面せずにはいられなくなり、不安と焦燥感に苛まれ、抗不安薬を手放せなくなっていた。

 

自己破産手続きをするとさらに「現実」に圧倒されて不安・パニックになりそうだという懸念があった。生活環境などが変わると不安で落ち着かなくなるオレとしては出来ればこれ以上生活パターンを変えたくなかった。

 

普通に働ける状態ならこの程度の支払いなんて容易いだろうしそもそもリボ地獄に陥ることもなかっただろうし、オレもその気になれば月に数万くらいは稼げたが、ここ数年で精神状態も悪化して働く気もなく、働くなら事件を起こして自殺したほうがマシだと考えていたので音楽配信等やりたいことだけやっていた。

 

仕事しないで収入もなく、誰とも関わらないでいるから精神状態が悪化したというのは否めないが、かといって一般的な労働をしてれば精神状態が良くなるのかといえばそんなこともなく、元を辿れば鈍感で図太い人間に囲まれながら不向きな労働をして発狂してしまったわけで、結局は悪化していただろう。

 

病気(妄想や不安など)の悪化の原因は主に誰とも関わらずに頭の中だけで生活してることとにあるから、人と関わる必要はあったが、仕事である必要はなかった。人が多い空間にいると音や声に圧倒されて頭が真っ白になって幽体離脱して倒れそうになる症状もここ数年で悪化したため、以前はやれていたような物流倉庫のピッキング作業みたいなのも厳しくなってしまった。

 

8月末に「戦場のヒマワリ」を配信し、他にも形にしたい曲はたくさんあったがさすがにもうやりたい事だけやってられる状況ではなくなってしまい、7月に一度だけコンペに挑戦したロゴデザインをまた再開する必要があった。仕事なんて他にもいろいろあるが、もともと柔軟な思考が出来ない上に追い込まれて余裕がなくなったオレは「ロゴデザインで稼がなくてはいけない」という強迫観念を持っていた。ロゴじゃなくてもよかったが、コンビニのレジの仕事すらテンパって出来ないオレはもう発達障害や精神疾患の産物として備わっていた能力を活かせることしかやりたくなかった。

 

だがロゴデザインで稼ぐには少しずつ実績を積んでいかねばならず、カードの返済に間に合いそうもないので、迷った末に自己破産手続きをすることにした。

 

法テラスへ行く日になると、案の定極度の不安とパニック発作に襲われ、吐き気がし、風呂場で「おえーっ!!おぇえーっ!!」と言いながら顔面蒼白になっていた。

 

人が苦手すぎて初対面で緊張してあらかじめ予行練習したりすることにも、本当の自分を隠して普通の人間のフリをすることにもウンザリしていて、人と会うことや社会への拒絶反応がもはや尋常ではなく、この世に音楽や言葉を残してはやく死にたいと思っていたオレはとにかく事務所へ行くのが嫌で、まるで死刑場にでも行くような気分で、自殺衝動に駆られていた。手元に拳銃があったら死んでいたかもしれない。

 

ただでさえ人や初対面が苦手なオレだが、中でも弁護士のような堅っ苦しい男性は大の苦手だった。

 

抗不安薬を飲んで少し落ち着きを取り戻し、過呼吸を抑える為のビニール袋(口と鼻に袋の口を当てて深呼吸する)をポケットに入れて出かけたが、時間を守れないADHDのオレはいつも通り少し遅刻してしまった。だが遅刻しそうで焦っていたことによって脳が覚醒されたり緊張が少し和らげられたりしていた。

 

弁護士との面談中も解離やパニックを起こしそうになっていたが、仕事の面接とちがって変にかっこつけたり普通のフリをする必要は少なめ(金の管理が出来なくて生活保護受給中の精神障害者として赴いたので)だったこともあり、落ち着かせ効果のある水とガムの助けも借りてどうにか無事に面談を終えた。

 

そういう苦手で嫌すぎるイベントを終えると一転して躁状態になって酒を飲んだり世ックスをしたくなったりするオレだが、さすがにもう40歳になって生活保護で現実を見ざるを得ない状態であるため、今までほどハイにはならなかった。

 

とりあえず弁護士、法テラスとの契約を結び、この先数ヶ月間にわたって必要書類(カードの利用明細、アパートの契約書、破産申請に至った事情、その他諸々)を提出したり審査を受けるなどの手続きをしていくことになった。

 

つづく

4年前に死にきれずに始めた創作活動の振り返り28 - 借金とストレスと愛憎の2022年春

パート27

 

十数年ぶりに一人暮らしをはじめた2018(37)から2020年までは月6万の障害年金と月5万の親の仕送りでやり繰りしていたが、唯一所有していたデジタル端末のiPhoneだけで創作をして外出も徒歩圏内で服も買わないという窮屈な生活にうんざりして、カードを分割払いで使ってチャリを買ったり、ギターを破壊して安物ギターを買ったり、中古のiPadを買ったり、チャリが2回パンクして修理代がかかるなどしてカードを使うことが増えていった。

タバコが値上がりしたり酒の量が増えたりして飲食費も上がっていき、音楽配信のためにディストリビューターやYouTube広告に支払ったりもするようになった。

 

分割とリボを使ってるうちに手数料と利息はどんどん膨らんでいったが、現実感も自己管理能力も無いオレは「そのうちロゴデザインで金を稼いで返済しよう」と思いながらも、人と直接関わらなくてはいけないデザインの受託業務は先送りにし、やりたいこと(主に音楽)だけやってきた。

 

分割代に圧迫されていき、それまでは現金やデビットカードで支払っていた普段の飲食費もクレジット払いをするようになり、カード会社のサイトの「あとから分割」機能を使って分割払いに変更していた。

 

カードAの利用可能額が無くなったらカードBを使い、少し返済してカードAの可能額が空いたらまたAを使うというローテーションでやり繰りしていたが、利息が嵩み、毎月の返済の半分近くが利息分に充てられたりして利用分の返済が出来なくなっていき、ABも利用可能額が回復しなくなり、新しくカードCを作ってそれを使ったりしていた。

 

そうやって支払いを先延ばしにして自転車操業でやり繰りしていた中、女に飢えすぎていたオレは出会い系や風俗まで利用するようになり、「まだ大丈夫」「来年になったらデザインの仕事する」「絶対稼げるようになる」と言い聞かせてきた。

 

いざとなったら親に借りればいいとも思っていた。親がいなければさすがのオレももっと現実的になれていただろう。

 

とにかく金を稼ぐ必要があったが、もともと「この世に音楽や言葉を残してはやく死にたい」と思って金にもならない赤字の音楽配信をやったりしてきたオレとしては「もう不向きな一般労働はしたくない。それならもう事件を起こして自殺したい」という気持ちもあり、「無理に仕事して死にたくなったり暴力的になるくらいならやらなくていい」とも考えていた。

 

実際、働かずにやりたい事だけやれていたからこそ生きてこれたし、目標に向かって頑張ることも出来ていた。

 

一般的には金を稼ぐことは「生きるための目標」ではあるが、オレにとっては「死ぬための目標」でしかなかった。働こうとすると一気に死にたくなってしまう。それほどまでに資本主義の末路のような今の社会や、日本の肩っ苦しいビジネス会話に対する拒絶反応があった。

 

しかしもう2020年からずっとクラウドソーシングサイトを使ってロゴデザインの仕事をやろうとは考えていて、少しでも仕事するよう催促してくる親にもそう言って言い逃れしてきたし、カード代も払えなくなってきたしさすがに限界が来ていた。

 

2022年になったら仕事をするつもりでいたが、頭を切り替えられないADHDのオレは年が明けてからも「春になったら仕事する」と言って音楽をやり続けていた。

 

春になり、仕事をしなくてはいけなくなった。冷静に考えれば少し働いてまたやりたい事をやればいいとか、週3日とか短時間のバイトとかUber eatsでもやりながらやればいいという思考になるし若い頃はそうしてたが、もうそんな気力もなく前述の通り社会が無理すぎて死にたすぎる社会不適合者のオレは「仕事する = ゲームオーバー = 死」みたいな強迫的な思考になっていた。

 

ただでさえ春は死にたくなったり何もやる気が起きなくなったり全く集中出来なくなるオレだが、2021年に40歳になり、もういろいろとどうでもよくなってきて覇気も無くなり、本格的に他界したくなっていた。

 

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春は死にたくなるからGW明けてしばらくしたらロゴデザインの仕事に挑戦することにした。雨の日は気分が落ち着いてることが多いから6月の梅雨の時期にロゴデザインをやろう、ロゴの「ロ」は「6月」のロだしちょうどいいと言い聞かせた。

 

あと一曲どうしても形にしたい曲もあり、その曲の制作に着手した。夏の曲だったので春のうちに制作して夏にリリースしたかった。それまでは季節物の曲を制作する時はその季節になって慌てて着手し、季節の終わりにようやくリリースするという失敗を重ねてきたので今回は早めに開始した。

 

社会との接点がほとんど無かったオレは寂しくなって、社会に属してるような気分に浸るために出掛ける用事も無いのに早起きして通勤電車に乗ったりして通勤者に紛れていた。普段行かない場所へ行って気分転換したかったという理由もあった。

 

金を稼がなくてはいけないのに1円にもならない音楽制作なんかしてていいのかという焦りや、3年に及ぶ活動で何の成果も出せず作品数も予定していたより数をこなせず、ブログ等ずっと計画していた他のことも全然出来なかったという苛立ち、才能はあっても計画性や商売・宣伝面で不器用すぎて結果を出せないオレとは対照的に大した才能は無くても他人の真似をしてうまいことフォロワーを増やしてる人間や見た目がいいっていうだけでほっといてもフォロワーが増えていく女への嫉妬と怒りなど、フラストレーションが蓄積されていた。

 

15年くらいほとんど誰とも関わらずいつも一人で居たオレがずっと抱いてきた、人と一緒になって楽しそうにしてたり他人の悪口を言っている、発達障害も精神障害も無い普通の人間たちや図太い人間たち、特にカップルに対する殺人的な嫉妬と憎悪もMAXレベルになっていた。

 

人は誰かと一緒にいると強気になって他人の悪口を言う生き物で、残念ながらオレも人といる時はついそうなってしまうが、オレは人と一緒になって他人を馬鹿にする時も、「まあオレもああいうふうになったりするわ」的なフォローを入れるのに対し、多くの人間はそれをしないからそういう図太くて感受性や共感性に乏しい奴らへの憎悪も昔から抱いてきた。一人で居ることが圧倒的に多いオレは周り全てが敵に見えてしまい、つい一方的に被害妄想してしまう。

 

さらに、女が好きすぎるADHDのオレは街中で女にばかり気を取られ、さらけ出された脚から目が離せず幼児のようについ凝視してしまって恥ずかしい思いをしたり、凝視したり触ったりしたい衝動を我慢して「くっ・・!!」となり、その女の映像がずっと頭から離れず、その女に似た工口画像や動画をいちいち検索して抜かないと気がすまなくなるのに対し、生脚をさらけ出した女は自分のことに集中して鳩のようにしらじらしく淡々と歩いているということに対する長年の怒りも最高潮に達していた。

 

女が好きすぎてAVや工口コンテンツ、男だけ有料の出会い系にさんざん金と時間を搾取され、金も無いのに我慢の限界で風俗へ行って借金が嵩み、逆に見た目がいい女はそれで稼いでいるというムカつきも日に日に増大した。

 

女が好きすぎるのに精神的コンプレックスがあったり、自分が誰なのかも分からなくて誰とも話せなくなってからは女ともほとんど話せず、ステータス的にも自信が無いオレは彼女も出来ず、女が好きすぎて逆に憎悪するようになっていった。

 

自暴自棄になってどうでもよくなってしまった心理と相まってこれら一連のフラストレーションが暴走し、長年LINEをしていた女友達に「女を暴行したい」「痴漢したい」「女なんて金で買えばいい」など、女を憎悪して侮辱する内容のチャットを送り、それまで幾度となく暴言を吐いて嫌がられてはまた仲直りするということを繰り返してきたが今回ばかりはさすがに愛想を尽かされてしまい、永久にブロックされることになってしまった。

 

頭がイカれてきたオレは実際に痴漢したくなって、無職なのに通勤電車に乗って女の後ろに立って髪の匂いをクンクン嗅いだり(さすがに触ることは出来なかった)、夜道で女に襲い掛かろうと思って我を失った状態で夜中に出かけたこともあった(実行は出来なかった)

 

基本的に受け身でドMな性質なオレは我慢しなくていいような所で我慢してしまったり、気を使いすぎてしまったり、他人の感情を汲み取り過ぎたり他人を優先したりしてエネルギーを自分の内側に溜め込み、臨界点に達すると一転してサディスティックな鬼畜に豹変するのだが、この時期もそんな風に自分の中の悪魔が暴走していた。

 

結果を出せずに40歳になってしまったことや自業自得な借金生活により自責の念に苛まれることで鬱状態が続いていたため抗うつ薬を飲んでいたが、薬の作用もあって攻撃性が増していた。(双極性の場合はリチウム塩などと併用しなくてはいけないらしい。)ワイパックス(抗不安薬)も多飲していて、ベンゾジアゼピン依存症になっていた。

 

何の予定もないゴールデンウィークが寂しすぎて再登録した出会い系の掲示板にも「殴らせてくれる女性いませんか?」「首を絞められたいM女募集」みたいな書き込みをしたり、パパ活糞女に暴力的なメールを送って利用停止処分を受けてしまった。

 

このような混乱状態にあったため、4月に着手した曲の制作も身が入らず、ボーっとしながら取り留めもないことを延々と考えたり妄想に耽ったりしている日も多く、酒の量も増えていたが、予測していた通り5月半ば〜6月くらいになるとやや落ち着きを取り戻した。それでも借金返済の焦りや不安があり、以前のようなやる気も失ってしまい例年よりも不安定だった

 

つづく

4年前に死にきれずに始めた創作活動の振り返り27 - 風俗にハマっていた2022年前半

 

パート26

 

3年にわたって創作活動をしてきて、いろんなことをやりすぎた為に成果が出せず収入も得られずに器用貧乏で終わってしまい、2021年には40歳になり、プツンと緊張の糸が切れたようにどうでもよくなってしまったオレは鬱憤を晴らすために風俗に通うようになった。

 

もう15年くらい、一時の例外を除いて全く人間関係もなく家族にも心を閉ざして顔を合わせないようにしてきたオレは人(特に女)との関わりに飢えきっていた。

 

20代の頃はネット上でだけキャラ作りしてハッチャケていきがっていてネット上の人間関係は少しはあったが、ネット上のキャラをリアルで出せないし性格や表情がコロコロ変わるオレはどのキャラで人と接したらいいのかも分からず、実際に会うことはほとんど避けてきた。

 

30も過ぎるとネット上でだけキャラ作りしたり感情表現するのも馬鹿らしくなり、ネットの中傷のし合いもうんざりして怖くなり、掲示板やSNSの類はやらなくなった。

 

ADHDや双極性障害ということもあり、オレはもともと性欲が激しいのか、性欲その他の欲求を制御できないだけなのか分からないがとにかく激しく、毎日才ナ二一をし、外にいてもむしょうに才ナ二一をしたくなって若い頃は我慢出来ずに公衆便所で才ナ二一をしたりしていた。寝る時には布団の端を丸めて世ックスの妄想に耽りながら腰をヘコヘコと動かすのが毎晩の勤めだった。暇さえあれば千クビをいじる癖があった。

 

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街中ではとにかく女ばっかり眺めていて、後をつけたり、時には後ろ姿をケータイで撮影して後になって激しい罪悪感に駆られていた。

 

女のことばかり考えている性依存症(性に限らず何にでも依存してしまう)のオレだが、両親が真面目系・理想押し付け系なこともあり、物事を考えすぎて理性的な理想を求めすぎるアスペルガーな傾向のあるオレは基本的に性悪説的・禁欲的・ミニマリスト的に生きてきた。

 

性悪説的とはいえ、ADHD・躁うつ・解離症状のあるオレは突発的に気分も性格も価値観も一瞬にして180°転じることがしょっ中あり、衝動を制御出来ないため、才ナ二一や女の後を追いかけるのが辞められずにいて、価値観に一貫性がなく、自己矛盾に生涯苦しんできた。

 

そういう行為は、まともな人間関係を築いたり、ネットではなく対面で言いたいことを言ったり、恋愛をしたりなど、自分が本来求めている欲求、「正常な欲望」を満たせない代わりにやってしまう代替行為(オルタナティブ行為)で、自分が本当に求めてる欲求ではなく、酒や覚せい剤と同じようにただの誤魔化し行為で、一種の病気なのだが辞められずにいた。

 

特に何かに失敗したり嫌なことがあったりするとすぐに自虐的・自暴自棄になって、背徳的で自虐的な快楽に浸ってきた。

 

そんなわけで、代替行為としての自虐的才ナ二一をしまくりながらも、心の奥では辞められるなら辞めたいと思っていたし、平常時の自分は常に性悪説的で理性的な理想を求めてきて、むっつりスケベな感じで生きてきた。

 

才ナ二一をした後、何事もなかったかのように高尚な哲学に耽ったり世界平和について考えたり、才ナ二一をする自分を誤魔化すために綺麗な曲を聴いたり演奏したりしていた。

 

才ナ二一は衝動に任せてすぐに出来ることだから毎日してきたが、風俗ともなると金もかかるし相手もいて緊張もするし店にも入りづらかったりして理性が働いてしまい、衝動が冷めてしまうためなかなか行けずにいた。

 

単に店に入る勇気が無かっただけだが、理想を求めてプライドの高いオレは風俗に行かない言い訳を考えていた。

 

20代の頃は特に理想が高く、まだ収入があった時期だから風俗に行く金くらいあったが、理想を求めて行かなかった。しかし実際には店に行く勇気が無いだけだった。風俗嬢の写真を見て妄想に耽って才ナ二一しまくっていた。

 

オレは人と会う前にいつもあれこれ妄想して会話のシミュレーションをしたり、本当の自分を出して楽しむ姿を描いているのだが、それが実現出来たためしなどほとんどなく、妄想通りに行かないとすぐに不機嫌になったり相手に失望して相手が嫌いになってしまったり、オレみたいに人と会う前に緊張して脳内練習したりしない図太い人間に対する憎悪や劣等感、自己嫌悪感が湧いてしまう。そういうのが嫌になってしまったというのも風俗に行かないどころかそもそも人に会いたくない理由だった。

 

30過ぎてからはずっと収入も無かったし自殺することしか考えてなかったので結局風俗には行ったことがないまま35を過ぎていた。

 

風俗に行きまくったりAV女優と世ックスしまくりたい自分を、理性的な理想を求めたり美しい音楽を作ることで誤魔化してきたむっつりスケベのオレは創作活動を開始した2019年からの3年間もほとんど人と関わらず、人生を楽しんでいる普通の人間に嫉妬しながらムッツリ黙りこくってひとり黙々と創作活動に打ち込んできたが、たびたび自暴自棄になることがあったり、秋になると女に飢えすぎたりして、2020年の秋には一度だけ風俗へ行き、2021年の秋にも出会い系で知り合った風俗嬢と少し関係を持った。

 

その後また創作に打ち込むようにはなったが、2022年にはもうどうでもよくなって自滅的になり、集中力もなくなり、理性のタガがはずれていった。

 

2021年の秋に風俗嬢と世ックスをしたばかりだったが、本当の自分を抑えて接していたこともあり、心の底は満たされず、創作活動も成果を出せなかったオレは、女性に自分の存在を認めてほしい欲求が最高潮に達し、それまで理性や才ナ二一でなだめてきた性欲を抑えられなくなった。

 

そして2021年末から2022年夏にかけて、風俗にハマっていた。とはいえ金が無かったため、月に12回のペースだった。

 

収入もなく、障害年金と親の仕送りで生活していたため、風俗に行く金など無かったが、分割・リボ払いでカードを使った。正確には風俗でカードを使うのは気が引けたため、生活費をカードで分割払いして現金を手元に残し、現金を風俗に使っていた。ロゴデザインで稼げばいいと思っていたし、稼げると思っていた。(実際にはなかなか稼げるようにはならず、分割・リボ払いの利息が嵩んで返済困難になり、2022年秋には自己破産することになる。)

 

2021年末には出会い系で業者に引っ掛かってしまい、待機場所のビジネスホテルに入るとヤクザみたいな関西弁の女が出てきて(実際バックにはヤクザが付いていると思われる)、いちおう口でしてもらいはしたが怖くてなかなか勃たず、イケないうちに終了させられてしまった。「えもう終わり?」と聞くと「勃てへんのやったらここ居てもしゃーないやろ!」と罵られてしまった。思いっきりぶん殴りたかったが、後が怖いので無理だった。結局8千円ドブに捨てることになってしまった。家に帰り、この悔しさを詩に書いた。これを機に出会い系からは足を洗うことにした。(実際にはその後も少し使ってしまったが)

 

やはり出会い系は業者がいるからちゃんと店を利用した方がいいと思い、1月にはデリヘルを利用したが、風俗情報サイトに載っている電話番号が固定電話ではなく携帯番号で、なんとなく疑念が頭によぎったが、酒を飲んでいたし、行動する前に迷いすぎる自分にウンザリしていたのであまり考えずに呼んだところ、写真と全く違う、乳も垂れて千クビも真っ黒な中国人の40代くらいのババアが来て、萎えたが目をつぶって別の女を想像し、無理矢理勃たせて無理矢理発車した。想像力がこんな所で役に立つとは思いもよらなかった。向こうのほうから本番を要求してきて、入れようとしてきたが、追加料金取られそうだったので断固として断った。

 

失敗が続いたため、2月か3月にはちゃんと店舗とレビューがある店に行こうと思い、金が無いので安いピンサロへ行った。待機してると写真とは違うもののそこそこ可愛いくて若い子が登場し、レビュー通り愛想もよく良接客で、今回は成功だった。だが相手がいると遅漏になるオレは、時間が短かったこともあり発車することは出来なかったがそれでもよかった。帰ってから服についた残り香を嗅ぎながら思い出し才ナ二一をした。

 

いつも同じコンビニ弁当を買ったりいつも同じ服を着たり同じ席に座ったりしないと落ち着かない、変に規則正しくて人生損するアスペルガーの性質があるオレは、他の子を指名してまた初対面で緊張するのが嫌なのもあり、以降も同じ子を4回ほど指名した。

 

ピンサロは音楽が大音量で鳴っていて、本来なら聴覚過敏ADHDのオレは気が散ってしまうため人混みやうるさい空間を嫌うが、風俗の場合はむしろ緊張や無言の間を誤魔化せるのでむしろ良かった。美容院なども音楽がかかってないと緊張してパニック過呼吸になってしまう。

 

気分の変調が激しいオレは、興奮しながら予約してもその時間になると鬱状態になったり弱気になっている可能性があるため、いつも予約しないで直接店に行くのだが、ある日いつもの店に行くと嬢が全員予約いっぱいだったため、その時は別の店舗のおぱっいがデカい子を指名した。その子も悪くはなく、はじめてパイリを体験することができ、街中でおぱっいばかり眺めているオレとしてはたまらなかったが、少し汗臭かった。

 

このように何度か風俗に行きはしたが、所詮は自分のことをよく知らない相手とのその場限りの楽しみでしかなく、翌日にはまた虚しくなっていた。他の男にも同じように愛想を振りまいてると思うと尚更虚しくなるが、それでも誰とも関わらないで女に触れることも出来ないよりはずっとマシだったため、かなり散財してしまった。

 

まともに彼女を作ればいいのかもしれないが、人格破綻者だから長期的で安定した関係を築くなんて無理だし、彼女がいても風俗行くだろうし、昔付き合ってくれた女性を傷つけてしまってもう恋愛する権利もなかったので諦めていた。だがどうしても女体には触れたかったので風俗に行っていた。

 

2022年秋には自己破産し、生活保護を受けることになったのでカードも使えなくなり、風俗には行けなくなった。

 

風俗に行きつつ、創作活動の方も以前よりペースは落ちたがやり続けていた。

 

つづく

4年前に死にきれずに始めた創作活動の振り返り26 - エレキからアコギへ転向した2022年春

パート25

「冷香」でアコースティックデビューしたオレは3月には公園でアコギを弾きまくり、何曲か作曲もした。

 

もう英語の歌詞でやることも時間をかけた音楽制作も歌詞を書くことすらめんどくさくなってしまったオレは即興演奏をしながらめちゃくちゃな言葉で適当に歌った"WrongWriter's Life"という曲を録音した。

 

 

 

音楽だけでなくブログやデザイン、ビジネスやアプリなど、アイデアだけはたくさんあってもほとんど形に出来ず、いざ形にしようとすると難しく考えすぎて凝ったことをやろうとしたりして一つ一つの作品に時間がかかって他のことをやる時間がなくなり、時間をかけた割には詰めの甘い中途半端な作品になってしまうなど、ADHDのマイナス面ばかり際立ってしまっていた。

 

そんなオレは2020年からずっと「一つ一つの作品に時間をかけずに"広く浅くのスペシャリスト"になろう」と自分に言い聞かせてきた(→Part14)が、数曲くらいはまともにミックスした音楽作品を作りたかったり、英語のオリジナル曲を配信するという10代の頃からの夢を実現したかったこともあり、結局は時間をかけた音楽制作をやっていた。

 

それらの作品を実現出来たことは良かったが、逆に言えばもう十分で、2021年には40歳になり、音楽制作にも精神疾患にも生きていることにも人間関係にも疲れてしまったオレはもうDAWアプリの作業画面すら見たくなかった。

 

SNSに投稿してもイイネが少し付く程度でほとんど意味がなく、YouTube広告は少しは効果はあったが値段相応とは言えず、インスタ広告もあんまり効果はなく、SubmitHubのプレイリストキュレーターや自称インフルエンサーに曲を送ったりしたが一度インスタのストーリーでシェアしてもらった以外は全て不合格で、もうどうでもよくなってしまっていた。

 

広く浅くいろいろやりたかったが、「やっぱり狭く深くやらないと器用貧乏で終わってしまうよな」という懸念や葛藤は常にあった。

 

哲学や自分の考え、アイデア系のブログとかYouTubeもやりたかったオレは、そういうのも音楽動画にしてしまって音楽チャンネルだけに集中しよう、あれこれやらずにあくまで音楽という一つのフォーマットの中で"広く浅く"いろんなことをやろう、なんてことも考えたが、単にブログにパパっと書いてしまえばいいことをわざわざ曲にするのも凝りすぎで遠回りすぎて馬鹿げてるので却下した。

 

もう何年も障害年金と母からの仕送りでギリギリ生活していたオレはいい加減金を稼がなくてはいけなかったし、音楽以外のことをやる為に音楽はもう40歳で卒業しようとも考えていた。

 

だがまだやりたい曲もあったし、音楽が一番好きなことだし、ここ数年で聴覚過敏と不安症状も悪化し、イヤホンをして落ち着いたジャズやヒーリング系の音楽を聴くことでどうにか自分を自殺から遠ざけてきたオレとしてはやっぱり音楽は辞めたくなかったので、制作に時間のかからないアコースティックな弾き語り系に転向することにした。(その後も2曲ではエレキを使い、多少時間もかけた)

 

もうあれこれSNS戦略について考えたりすることもどうでもよくなってしまい、お世辞と社交辞令と嘘と見栄で溢れたSNSも馬鹿らしくなってしまい、インスタとTwitterのアカウントを削除した。

 

毎年春は集中力が無くなったり死にたくなったり思考がまとまらなかったり同じことを何度も考えたりするようになるが、2022年春は例年以上にその症状が酷く、酒と安定剤を飲んでタバコを連続で吸いながらボーッとしてることが多かった。

 

つづく

雪が大好きだから雪に埋もれて永眠したい

 

豪雪地帯の人にとって雪はうんざりするものかもしれないが、首都圏生まれ首都圏育ちのオレにとって雪はときどきしか降らないし積もらないレアなもので、子供の頃に心の一部を子供のまま凍結させ、誰も居ない所や心を開ける人の前でその子供の人格が出て来るオレは、40歳になった今でも雪が降ると子供のようにワクワクする。

 

40歳になってもいまだに物心つかない幼児のように人との距離感がつかめず、初対面でも家族のように接してしまったりしてしまう所があるメンヘラ気質なオレは常に他者や世界との一体感を求めていて、災害時など、普段はそっけない態度ですれ違っている人間同士が同じ対象に関心を持ち、人種や年齢、性別、価値観や思想の枠を超えて一体になる感じがたまらなく好きだ。

 

あまり雪が降らない地域にとっての雪もそういう災害時などに通じる要素があり、世界と一体化するような"非日常感"を感じることが出来る。(豪雪地帯に取っては雪は文字通り災害なんだろうが、日常的すぎて"非日常感"は得られないだろう。

 

もっとも、露骨にワクワクしてはしゃいでるのは子供と、犬、そしてオレみたいに大人(人間)になりきれないまま身体だけ歳とった爺さん婆さんくらいなものだが、雪のように白々しくそっけない態度で道を行き交う人々の中には、表向きは世間体を気にしつつも微妙に非日常を感じているような、性ホルモンの分泌が常に非日常的な夜勤看護師の女性がいたり、IQこそ低くは無いものの、馬や鹿のような顔をしながらいつもよりもせわしなく荷馬車——つまりは過去に犯した過ちや他人に言えない秘密を引きながらいそいそと帰路につくサラリーマンや公務員の男性がいたりして、なんだかんだと雪に関心を取られ、さらには足も取られて「こりゃあ一本取られましたわい!」「それ以上足元見ないでおくんなし!」などと喚き声を上げている。

 

あたり一面が真っ白な雪に覆われると、自分が犯した罪や、頭が常に囚われている欲望、他人との比較なども雪に覆われて、全てがこの穢れた心から消え去って、魂が浄化されるような感覚になる。

 

だが雪が溶けて春になればまた仕事、金、欲望、見栄、嘘、不安、罪悪感、孤独感といった現実に苛まれてしまう。

 

それならばもういっそのこと雪に埋もれて、「自分の存在」という現実を真っ白な雪で覆い隠してしまいたい。

 

過去にも何度か凍死を試みたが、首都圏程度の寒さでは風邪を引いただけだった。

 

本当に限界が来たら今度は北海道などへ行って酒と睡眠薬を飲んで雪に埋もれて永眠するのもいいかもしれない。

 

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春になったら天に召されたい

今週のお題「あったかくなったら」

この記事でも書いたが、春になるとオレは他界したくなる。

 

いわゆるHSPで神経過敏な上に発達障害や双極性障害、そしてこれらの疾患による衝動的な行動の結果としての怪我、失敗、罪悪感に起因するPTSDを発症したオレはメンタルがヒジョーに脆く、健康な人が備えているような「心のコアを守るプロテクター」のような物がなく、コアが剥き出しの状態で生きているため、季節、気候、気温、音、匂い、話し声などが脳内や心にダイレクトに侵入し、普通なら気にならない音も大音量で耳に突き刺さり、光や赤い色なども刺激が強く、思わず目をつぶってしまう。頭の中が常に緊急事態のようにザワザワと落ち着かず、不安に晒されている。

 

そんなオレは春に限らずずっとはやくこの不安だらけで恐ろしい世界から脱出したいと思いながらも、自ら手をかける勇気がなかったり、躁状態になると現実を忘れて何の根拠もなくワクワクしたり楽しくなってくるため、なかなか他界出来ずにいた。

 

休日に家にいて自分に都合の良い妄想(仕事が成功する、彼女が出来るなど)をしたり、何かアイデアが浮かんだり、ゲームをしながら子供に返ったりしてると躁状態でハイになるが、その後現実を見ざるを得なくなると一気に絶望的なうつ状態になり、あの世へ行きたくなってしまう。

 

歳を重ねるごとに現実的にならざるを得なくなっていき、過去の行動や言動への罪悪感も積み重なり、子供のように妄想や空想に浸る余裕もなくなって不安や希死念慮が強まっていった。

 

連休明けのように現実に戻される時期に自殺が多いのは分かるが、春にも自殺が多いのはなぜなんだろう。

 

新生活的な空気感によって焦燥感が増すのだろうか。

 

もうこれ以上「生活」したくないという感情が強まるのだろうか。だとすると新年を迎える正月前後にも自殺は多そうだが、春ほど多くはないようだ。

厚生労働省による自殺率の統計

自死を考えている人はうつ状態にあることが多いが、重度のうつ状態の時よりも少し回復して活動性が増した時のほうが自死を実行する確率が高まるらしい。自分の経験を振り返っても、重い鬱の時はまったく何もしたくない、動きたくない(動けない)状態だが、そこから軽躁状態に変わった時に衝動的に自死しそうになることがたびたびあった。

 

躁うつ病のオレは寒い冬はうつ状態になりやすく、暖かくなってくると行動性が増したり躁状態になることが多い。健康な人でも、寒いとやる気が起きなかったりする。だから春になると自殺が増加するのかもしれない。

 

オレの場合は冒頭に挙げた記事のように絶望感と恍惚感が入り混じった状態で、スーッと吸い込まれるようにあの世へ旅立ちそうになることがよくある。

 

こんな脆すぎるメンタルを抱えて生きてるのがつらいし、この先どんどん歳取って癌になって苦しむのも不安すぎるから春になったら旅立ちたいと思っているが、おそらくまたしても生き長らえてしまうのだろう。

 

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