紀伊の音

ADHDクリエイター紀伊原ひろの器用貧乏なブログ

4年前に死にきれずに始めた創作活動の振り返り⑥ 2019年の生活状況

パート⑤

 

2019年はまだ活動を始めたばかりだったので、20231月現在よりもやる気も集中力もあり、今では平日の昼間に家にいると自殺したくなったり落ち着かなくなってしまったが、平日昼間でも家でちゃんと作業出来る(ADHDの過集中モードに入れる)日が多かったし、最近は夜1時までには寝るが2019は明け方まで作業することもよくあった。

 

9時から10時くらいに起きてSNS見ながらコーンフレークかパンを食べ、2時間ほど作業し、散歩を兼ねて昼飯と夜飯を買いに行って公園でストレッチして、帰って昼飯食べながらSNS見てまた作業、みたいなパターンが多かった。

 

だが天気や季節などの影響で気分が激変するオレは晴れてて気分が上がってる時には外でギターを弾きたい衝動が抑えられずに予定変更して外出したり、夏になると夏の曲を録音しないと気が済まなくなったりして、衝動的な予定外行動をする日もかなりあった。こういう、気分任せの行き当たりばったり癖は今でも全く治っていない。

 

その他、アパートの隣のタバコ嫌いのオヤジが、タバコの匂いがしたりオレが物音を立てる度にデカい咳をして当てこすってくるのでビクビク怯えたり、カッとなってやり返して発狂するということも時々あり、そのやり取りは2022年にオレが大発狂するまで続くことになる。

 

また、逆隣の被害妄想癖のある引きこもりの犯罪者予備軍の男(オレも大して変わらないが)もときどき壁を叩いてくるのでビクビク怯えたり、カッとなってやり返しすこともあり、2020年の春にピークを迎えるが、その後は徐々に落ち着いた(ときどき向こうも発狂してドアを思いっきり締めたりしているが無視するようにした)

 

こういうやり返しをする時はイヤホンをして音楽を大音量で聴きながら発狂してやり返したり、人が怖くて人に注意したり怒ったり出来ないので、人に注意出来る強い男性の人格を借りて、演技して声色を変えながら壁に向かってデカい声で注意したり怒ったりしている。

 

10年くらい実家で毒親に怯えながら息を潜めてほとんど喋らず引きこもっていたオレは常に緊張して家にいてもリラックス出来ない身体になってしまい、2018年に今のアパートで一人暮らしを始めてからもずっとオレは音楽やテレビの音をスピーカーから出して隣の部屋の人間にうざがられたり機嫌を損わせるのが怖いからビクビクしながらイヤホンして聴いているため、隣のオヤジがテレビを大音量で付けているとカッとなり、ときどき大声を上げてしまった。おかげで今では隣のオヤジのテレビの音量も常識的なレベルになっている。

 

SNS以外のリアルな交友関係は全くなく、SNSの交流もほとんど外国人だった。

相変わらずひとりぼっちでトボトボフラフラと、挙動不審な様子で歩き、才ナニーをしまくっていることに罪悪感を感じながら社会問題に取り組んだり、いろいろと考えなくてもいいようなことを考えながらギターを背負って歩いていた。今はチャリに乗っているが、2019はチャリがなく、ひたすら歩いていた。ギターも20年間使っているボロボロのテレキャスターしかなく、エレキの中でも重めな部類のギターで、かつぐのがしんどかった。

 

ひとりぼっちでいると周りの全ての人間が敵に見えるし、実際よりも華やかで幸せな生活をしているように見えて嫉妬してしまう。特にカップルなんかを見ると発狂し、暴力事件を起こして自殺したくなる衝動と闘いながら毎日ひとりぼっちで創作に打ち込んでいた。これは一時の例外を除いて20231月現在までずっと続くことになる(というか2011年からずっとほとんど誰とも関わってないし、さらに言えば2005年からほとんど誰ともネット以外では関わってない。)

 

まだ30代で、障害年金と母からの仕送りを受けていて仕事しなくても生活出来ていたオレはニートをしていた20代の頃のような気分で、路上で一人で幼稚なこと(走る車の影をジャンプして避けるなど)をしたりしていた。

 

つづく

©Hiro Kinohara
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