紀伊の音

ADHDクリエイター紀伊原ひろの器用貧乏なブログ

4年前に死にきれずに始めた創作活動の振り返り34 - ロゴデザインと不採用の2022年冬

パート33

自己破産でカードの借金が帳消しになったとはいえ、金を稼がなくてはいけなかったオレは音楽をいったん卒業し、7月に一度だけコンペに挑戦したロゴデザインの仕事に再挑戦することにした。

 

ロゴデザインのスキルもポートフォリオもあったが、CrowdWorksでの実績は全くなかった。CW以外にもココナラやランサーズなんかもあるが、実績を作る為にとりあえずCWに集中することにした。

 

他のデザイナーのブログなんかを見ると「最初はコンペ案件で実績を重ねてポートフォリオを充実させてから直接契約の案件に応募するといい」みたいなことが書かれてたりするが、他に収入があったり生活にある程度余裕があればそれで構わないがただでさえ先延ばし癖があって遠回りしてきたオレはそんな周りくどいことはしたくなかったし、何より早急に金を稼ぐ必要があった。

 

生活保護内でやり繰りするには月2万近くかかるタバコを辞める必要があったが、いきなり辞めると確実にイライラそわそわして落ち着かなくなり、仕事に集中出来るとは到底思えないので辞められず、とりあえず減らすことにした。

 

なんとかやり繰り出来たとしてもiPhoneや家電の故障など臨時出費があったら即アウトになってしまう。医療費は無担保で国から借りられる制度があるらしいが、どっちにしろ数万でも稼がないといけない。

 

稼いでも保護費から引かれるだけだが、全額引かれるわけではなく、収入に応じて引かれる割合が増える仕組みだった。2万程度ならほぼ全額手元に残せるが10万稼いでも25千しか残せない仕組みなため、慌てて何万も稼ぐ必要はなかったが、いつ保護が打ち切られるかも分からないし生活保護の状態を抜け出せるならそれに越したことはない。抜け出せなくても実績を作ったり自信を付けたかった。

 

足りない生活費を親に借りてきたが、もう40のおっさんだしこれ以上親に甘えるわけにはいかなかった。もっと若いうちに親を亡くす人間もたくさんいるわけで、さすがに甘えすぎていたのは否めない。いわゆる毒親でオレの病気の一因でもあるが、さんざん復讐してきたし金も借りまくってきたしもう十分だった。もっと早く自立して因縁を断ち切るべきだったが情け無いことにそれが出来ず、親に借りを作りまくるという結果になってしまった。ここ数年は親に対する怒りと感謝と申し訳なさが混在した複雑な感情を抱きながら生きている。

 

早急に稼いだり採用実績を作りたかったオレはモチベーションを維持出来そうもないコンペ形式(完成品を提出し、不採用なら収入ゼロ)の案件ではなく、直接契約の案件に挑戦することにした。

 

だがロゴデザインの案件は圧倒的にコンペ形式が多かった。不特定多数のデザイナーからデザインを募集して気に入ったデザインを選べばいいだけだから依頼主からすれば当然コンペ形式のほうが利点が多い。

 

とはいえ直接契約の案件も多くはないが少なすぎるわけでもなかった。コンペ形式を取らなかった理由はそれぞれだろうが、単にコンペというものを知らなかった、もしくは何となくめんどくさそうだったとか、ちゃんと契約を結んで相談しながら作業を進めたい、完成品を作ってもらっておいて不合格にするのが気まずい、あたりが主な理由なのだろう。

 

ポートフォリオはあるものの作品数も少なく、採用実績に関してはまったくのゼロだったため、単に自己紹介とポートフォリオを依頼主に提出してもまず採用されることはないと考え、本来なら契約してからデザインをするところをオレは応募の段階でデザインの下書きスケッチを作って依頼主に送るという戦略を取ることにした。

 

日体大トランポリン競技部の案件に応募したスケッチ

 

空き家の再生を促進する社団法人の案件に応募したスケッチ

 

TS測定 (機械部品の測定計測・3Dスキャン等を行う会社)の案件に応募した仮の作品

 

12月の間に10件下書きを送ったが、全て不採用で、数件は不採用のテンプレメッセージをそのまま送ってきたが、数件はそれすらなく完全スルーだった。オレが逆の立場だったら下書きデザインまで作って送ってくれた人に対してちゃんと自分の言葉でお礼を言うのになんて冷たい奴らだ。画像のTS測定社会はCrowdWorksのプロフに表示される「ありがとう」ボタンを押してくれはしたが、他の奴らは薄情なクズだった。

 

そんな中、一件だけかなり遅れて年末になって採用メッセージが来た。物事を大げさに捉えるオレはたった5千円の案件の採用に大喜びしたが、その後のメッセージのやり取りも返信がかなり遅く、しまいには正月明けに「メッセージで意図を伝えるのが苦手なので直接会えませんか?」と言われ、人が苦手すぎるからネットを使った仕事してるオレは人怖いから無理ですと送ったがそれからこれを書いている125日まで返信はない。そもそもそういうことはちゃんと募集記事に書いとけよなあ。ほんと馬鹿が多すぎて困るわい

 

年末あたりから自殺衝動が強まったため、金を稼ぐことよりもこの世に自分の足跡を残しておきたい欲求と焦燥感に駆られたオレはロゴデザインをまたいったん休止して、遺言を書いたりこの「創作活動の振り返り」シリーズを書いたりしているが、そろそろまたロゴデザインを開始しようとは思っているが正直もう生きていたくなく、図太い人間や感受性に乏しい薄情な人間共を暴行して自殺したいと思ってる。感受性が強すぎて人間臭すぎるオレには豚みたいな人間であふれたこの社会は無理だった。

 

©Hiro Kinohara
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