noteだと雰囲気的にどうも世間体とか人目を気にしちゃう文章になってしまう。noteのユーザー層も世間体を気にする普通の人が多いイメージ。普通に就職して、普通に流行りの2.5階建ての細長めの家を買って、普通に無難に白い車に乗って、みたいな、クリエイターっぽくない普通の人。
そんな感じで、オレみたいな変わり者にはビミョーに合わないかもなあって思った。例えば、今だと「やってみた大賞」とかいうコンテストがあるんだけど、オレは「てみた」っていう言葉が大っ嫌いなハミ出し者で、他にも「○○というお話し」みたいなのとか、「○○だった僕が○○した○○の理由」みたいなベタなタイトルとか言い回しも嫌いだから使わなかったりする。まあ他のブログ見ても本当に独創的な人間なんてあんまりいないのだがね。
それから、noteはコメントをオフにするっていう、他のブログサービスが無料で付けてる機能で金を取ってるんだけど、それだと誹謗中傷大歓迎で、中傷が増えるほど儲かるという、エゲツない仕組みだ。ネットが普及し始めた2000年代前半とかならまだしも、このご時世にそれはかなりナンセンスだなって思うし、ムカつく。例えばはてなブログみたいに広告を消すのに金を払うなら全然いいんだけど、コメントを消すのに金を払うのはゴメンじゃわい。
パッと見は爽やかだけどかなりエゲツなくてクズだなーっていう印象(最近はそんな企業ばっかり)。そもそもこの資本主義社会の末路みたいな世の中で「ウチは広告載せません!」みたいな綺麗事をホザいたところで胡散臭いだけだ。
コメントをした相手に直接返信出来ないのも意味が分からない。ワザとそうしてるのかね?不便でしかない。
あとはnoteは確かにシンプルで書くことに集中しやすいってのを売りにはしてるんだけど、なんだかんだいってフォロワー数とかスキの数を気にしちゃったり、記事とかマガジンに画像を付けるように催促してきて、そういうのを無視出来なくて反応しちゃうADHDのオレには辛い。ハッシュタグ付けるのもめんどくさい。そういうのはTwitterとかインスタだけで十分なんだよなあ。
それから、猜疑心にまみれてる今の世の中で、昔の相互依存社会のなごりみたいな「スキしてみて」とか、そういう偽善っぽい雰囲気が生理的に無理だったりする。mineoの「ゆずるね。」みたいなのも相当気持ち悪い。
頭のイカれた、胡散臭くて気持ちワリぃ奴が自己宣伝目的で記事を読まずにスキしてきたりフォローしてくるのもキモくて、「はやく死なねえかなあ」みたいな感じだ。オレもTwitterとかでフォロワー増やすためにフォローしまくったりもしてたけど、無差別じゃなくてあくまで共通点がある人間同士の暗黙の了解的な範疇だし、少しはちゃんと相手の投稿も見てたりする。
それでもnoteを続けてきたのは、無料ブログ系でいまどき珍しく下ネタとか卑猥な表現が許容されてる(これも単に監視したり通報に対応するのがめんどくさかったり、人材費をケチってるだけなのかもしれない) から。はてながnoteとかみたいに18禁表示されたりBloggerみたいに任意でアダルト指定出来たら良かったんだけど。
WordPressとかはちょっとめんどくさそうだしただのブログにそこまで金かけたくない。Bloggerは下手なこと書くとGoogleアカウントがまるごと凍結されたりする恐れがあるから怖い。躁うつ病のオレは躁状態の時や酒が入ってる時についつい衝動的に暴言を吐いちゃったり下品なこと書いちゃったりする癖があるからまずい。そしてBloggerは未だにモバイルに最適化されてなくて使いづらい。
自由に書きたいならやっぱWordPressなんだろうな。でも金払いたくなくて、「ブログは無料で使ってナンボ」みたいな信念っていうか単純に金を払いたくなくて、どのブログサービスも広告主からの収益がメインなわけだからユーザーが増えれば広告主も増えるんだからサービス自体は無料でいいだろっていうGoogle的なスタンスでいい。胸糞悪くなるような広告を見せられてるっていう意味ではすでに常日頃から対価を払っているわけで。
というわけでWordPressにもJIMDOやWIXにも金払いたくないし、国内の他のサイトは下ネタを書きづらいので、Bloggerか、 .comのほうのWordPressしか選択肢はなかった。WordPress.comは設定が細かすぎて分かりづらかった上にバグが多かった。情報も少ないし独自ドメイン使うには月500円払わないといけない。
サービス終了の噂はもう10年以上前から囁かれてきたがなんだかんだと地味にアップデートしてたりする。基本的にGoogleは買収したサービスは辞めないらしい。老舗ブランドとしてこれからも続けてもらいたい